祭りの後・・・東京マラソン2017後記。30万通りのストーリーがそこに。。。

東京マラソンロスです。Orz

こんなことじゃいけないので、

明日『から』切り替えますが、

その前にしたためておきたいこととして。

・・・

当選し、

走れることが決まってから、

待ち遠しくて待ち遠しくて待った東京。

今思い出しても、

本当に楽しすぎる42.195kmでした。

初フルとなった9年前もそうでしたが、

他の大会では味わったことのない感情。

ゴールが近づくにつれて、

『終わっちゃう。』

『もっと走っていたい。』

という気持ち。

(とは裏腹に、一秒でも早い到着を

求める矛盾)

ちょっとしたトラブルもありましたが、

満足いくタイムでゴール。

ゴールしてしばらくした後、

同郷のラン友さんに誘われ、

6時間台で走られている皆さんの

応援のため10数分歩きながら

コース沿道まで足を運びますた。

・・・

ある人は楽しそうに、

ある人は苦しそうに、

様々な表情を浮かべながら

ゴールに向かう

ランナー、ランナー、ウォーカー。

柵越えに応援していたお隣には、

見た感じ上から

7才、5才、3才ぐらいの

3人のお嬢ちゃんと可愛いお母さん。

一番ちっちゃい子と目があったので、

『お父さんの応援?』

と聞いてみると、

『うん!(*^^*)』

と恥ずかしそうにお返事。

お母さんに伺ったら、

ご主人の初フルマラソンだそうで、

かなり心配なご様子。

『大丈夫!大丈夫!(^_-)』

と、根拠のない励ましの

言葉をかけて数分後、

『あっ!パパだ!!(^^)/』

と、お嬢ちゃんたち。

とっさに、

お母さんにご主人の名前を伺い、

秋田ランナー衆で

『さとしさ~ん!

がんば~!!(^^)/』

もちろん、

お嬢ちゃん&お母さんも

『パパがんばって~!(^^)/』

と。

そのパパ。

応援に気がつくやいなや、

目頭を手で押さえています。

しかも、

それをご家族に気づかせないためか、

応援場所からは距離を置きながら

通り過ぎていきますた。

・・・なんだか、ワカリマス。(T_T)

んもぉ~!

こっちまで泣けてくるやないのっ!(T_T)

安堵と感動の表情を浮かべた

かわいいお母さんからは、

『ありがとうございますた。(*^^*)』

のお言葉。

お礼をいうのは、

むしろこちらの方ですYo!(^_-)

・・・

一夜明けた月曜の夕方。

地元秋田の室内ジョギングコース。

よくお見かけし、

挨拶は交わすも名前を存じ上げない

ご年配のランナーの方が

併走しながら話しかけてきてくれますた。

『テレビで見であったけど、

昨日の東京マラソン

すげがったなぁ!』

別に隠すコトじゃないものの、

なんとなく。

『天気も良かったっすもんねぇ。』

と、行ってないよみたいな返答で、

話題を変えちゃうワタシ。(^^;)

でも、

北海道マラソン経由で、

話題は再び東京。

『いつか走ってみてんだよなぁ。

走ったごどあるが?!』

『はい・・・昨日(^^;)』

『んだのがぁ~!!!!!』

・・・みたいな。

聞けばその先輩ランナーのお方、

11年連続落選されているとのこと。

今回はチャリティー枠(10万円寄付)で

申し込もうとしたものの、

一般抽選後はそれすらもいっぱいで

叶わなかったということ。

・・・

改めて思いました。

あの東京を走らせてもらったのは、

本当にありがたいことなのだと。<(_ _)>

そして、

走った3万6千人のランナーのそれぞれ、

応募した30万人を超える皆さんそれぞれに、

それぞれの物語があるのだと。

『東京マラソン』。

ランナーにとってとてつもない

大きな祭りが終わりました。

明日からいよいよ3月。

北国秋田にも、

楽しい村祭りの季節がやってきます。

・・・ちなみに。

こんな大舞台の計測を失敗しちゃったのは

『後の祭り』

です。<(_ _)>

参照記事

↓完走メダル。
来年どうやったら手に入る?!
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コメント

  1. sazabi より:

    御家族のお話しは泣けますね~(-0-) 市民ランナーの方々に限らず、走っている方々にはそれぞれの背景があり、歴史があり、走る理由があり。。。そしてそれを支える御家族やスタッフ・ボランティアの方々にも、それぞれのストーリーがあり。。。本当に、マラソンは一人で走っているものではないと実感します。

  2. お節介な げんさん より:

    山田記念の抽選で選ばれるか・・。
    東京マラソンの申し込み開始時に10万円払うか・・・。
    田沢湖マラソンのフルで、2時間40分台前半で走ることかな・・。

  3. ますた より:

    sazabiさん、ほんとにほんとです。
    道路だってそのコースを利用する地域の人やドライバー、私が気がつけない方々含めたもっともっとたくさんの人たちの協力あってのものですものね。
    これからはもう少し感謝して走りたいと思います。
    そして、願わくばその思いをマラソンの神様に汲んでいただき、来年の東京も走らせて・・・って、不純すぎる・・・Orz

  4. ますた より:

    お節介な げんさん、では一番可能性ある方法の『山田記念の抽選』ということで。(^^)v
    そして・・・。
    先日いただいたアドバイス。
    今回は生かし切れませんでしたがいつかのために、しっかり取って置いてますたよっ!(^_-)

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